平成4年の京都神楽岡(かぐらおか)・宗忠神社御鎮座130年を記念して、神道学の権威真弓常忠先生のご尽力で「孝明天皇(こうめいてんのう)と宗忠神社」が上梓されました。 この度、2年後に京都神楽岡・宗忠神社御鎮座150年を迎えるに当たり、更に加筆されて改訂再発行いたしました。この度の改訂版には神楽岡・宗忠神社御鎮座百五十年記念出版編纂委員会が真弓先生のご了解のもと、文中に〈意訳〉を挿入させていただき、幅広い年齢層の方々に読みやすいものとなっています。
ここに、巻頭の「再版によせて(黒住教教主 黒住宗晴)」の一部を紹介させていただきます。
・・・勤王と佐幕さらに開国と攘夷、激しい動きが複雑に絡み合う維新前夜の京都に、いわば新興の本教教祖を祭神とするその名も宗忠神社が、皇室を支える九條尚忠(くじょうひさただ)公、二條齋敬(にじょうなりゆき)公をはじめとする十指に余る公卿方を中心に建立鎮座された意義はまことに大きいものがあると思います。 宗忠神はその一生を岡山にあって、生涯6度もの伊勢参宮を果たすほど天照大御神(あまてらすおおみかみ)を信仰し、もって天照大御神の真実体を明らかにし、人はその“わけみたま(分心・ぶんしん)”の鎮まる尊き存在であることを説き布教いたしました。その教えは、平和裏に開国を目指された孝明天皇はもとより、関白として仕え、いわば当事者能力を失った幕府に代わって政治の采配を振った九條公、二條公の大きな精神的支えとなったようです。・・・(以下略)
発行;神楽岡・宗忠神社御鎮座百五十年記念出版編纂委員会 頒価;1,000円
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